«心・命»

霊園で頂いた中に入ってる「心・命」
とっても、良い事が書いてあるのでこの場をかりて
いろんな方に読んで貰えたらなぁと思います。
一文のみですが
 

心・命
　命の尊さは、人間だけのものでしょうか？
否、一木一草に至るまで、貴重は生命のあることを知るべきでありましょう。
ましてこの度、貴家でなくなされた動物たちは縁あってお家族の一員として。
皆様の愛情を身に受けて、幾年月かを、同じ屋根の下ですごしたことでありましょう。
御主人の言葉も、目の色も、無言のうちに理解する迄に馴染み、又相手が何を思い、
何を訴えたいかも、御主人の側でも漸次お判りになってきたのではないでしょうか。
端的に申せば、人の心と、動物の心とが通じ合う程の間柄になったわけです。
考えてみればすばらしい事ではありませんか。
　今の世の中に心の通い合うことが　如何に大切なことか、人の世の、日々の生活の困難さの中にあって、
しみじみとわかりいただけることと思います。
　現在の学校教育、社会教育にあって、人の生命の、ましてや路傍の草木のいのちの大切なことまでは、
なかなか教えてはいただけないのではないかと思われます。